神村恵 公式サイト

過去の作品 (2006-2007)

斜めむき

斜めむき
photo by Yoichi Tsukada

初演
2007年11月
会場
青山円形劇場
上演時間
25分
概要
身体とものを空間に等価に並べる試み。
互いに関わりをもたなくても存在していられる3つのもの(人、ラジカセ、机)を舞台上に置く。その力関係を固定せずさまざまに変化させ、その3つのいずれもが中心に収まったり主導権を握らないようにする。
音に踊らされる身体、身体の下に置かれる机、机から落ちる身体、身体と無関係に鳴る音、などの変化をたどって作品は進む。
ダンサーの動きは、外から見てその意味を読み取れるぎりぎりのところをすり抜けて行く。動きの一つ一つに対してダンサーはある確信を持って行うが、実際何を狙っているのかは外からうかがうことはできない。ようやく意図が明らかになりそうになっても、あっさりとそれは放棄され、次の行為が始まる。
そのことで、動きやそのつながりに特定の意味を見出せないようにし、予期できない展開を導き出す。その予測不可能さによって、動き自体と、動きと動きの間の時間が、同じくらいスリリングなものになる。
そのような流れを通して、人やものを含めた舞台空間全体が、ひとつの有機的な固まり、ある一つの風景として見えてくる。

山脈

山脈
photo by 松本和幸

初演
2007年02月
会場
こまばアゴラ劇場(東京)
上演時間
60分
概要
空間に様々に身体を配置してみること、そして共通の動きの動機から多様な動きや質を引き出すことを目論んだ作品。