ユングラ稽古会シリーズ2024年5-6月|YUNGURA Practice Series May-June 2024

ユングラ稽古会シリーズを引き続きおこないます。
それぞれ独自の関心を掘り下げているアーティストを招き、その人が現在関心を持って取り組んでいることを、一緒に稽古する会です。教わるというより、一緒に稽古しにお越しください。
情報は今後追加・変更の可能性があります。

スケジュール

2024年

5月28日(火) 18時~20時 神村恵「ダンスの復習」①重力

5月29日(水) 18時〜20時 神村恵「ダンスの復習」②方向、空間

5月31日(金) 18時〜20時 神村恵「ダンスの復習」③他者の身体

6月3日(月) 18時〜20時 神村恵「ダンスの復習」④時間

6月5日(水) 18時~20時 高嶋晋一「探究会:あるをする」第7回 視点についての復習

6月6日(木) 18時〜20時 神村恵「ダンスの復習」⑤言葉

 

会場:ユングラ(西国分寺駅より徒歩7分)

参加費:500円+ドネーション

予約不要。直接会場にお越しください。開始20分前よりお入りいただけます。
各回の稽古時間は、少し伸縮する可能性があります。

お問合せ:project.yungura@gmail.com

主催:プロジェクト・ユングラ

稽古内容

神村恵「ダンスの復習」①〜⑤
ダンスにおいて自分のやってきたことを、まとめて人に教える必要ができたので、教えるための予習として、自分でまずは復習したいと思います。
少しずつ重複する内容も出てくるかもしれませんが、重力/空間/他者の身体/時間/言葉、という毎回異なる切り口から、自分で自分の身体を動かし、それを感覚することの不思議さやおもしろさを再確認していきたいと思います。経験問わず、どなたでもご参加いただけます。動きやすい服装をご用意ください。

高嶋晋一「探究会:あるをする」第7回 視点についての復習
目を開いたならつねに何かが見えている。見えているのが何らかのモノであったなら、それには必ず、現に見えている正面だけでなく、見えない裏面や内側がある。では「つねに何かが見えている」というそのことに「裏面」はあるのだろうか。「画家とモデル」をテーマにした絵画やマッハの自画像、ウィトゲンシュタイン『論考』の「視野は決してこのような形をしてはいない」の図などを素材に、視点(パースペクティブ)の不思議さについて復習します。

アーティストプロフィール


高嶋晋一(Shinichi Takashima)
1978年東京都生まれ。美術作家。ダンサー・振付家の神村恵とのユニット「前後」でパフォーマンス作品を、写真家・映像作家の中川周とのユニット「高嶋晋一+中川周」でヴィデオ作品を制作/発表している。前後名義での近年の上演に《やってみるとはどういうことか》(「Sound Around 002」、ロームシアター京都、2022)、《眺めるを振り付ける》(「Whenever Wherever Festival 2021 Mapping Aroundness――〈らへん〉の地図」、スパイラルホール、東京、2021)など。高嶋晋一+中川周名義での個展に「αMプロジェクト2022「判断の尺度」vol.5 無視できる」(gallery αM、東京、2023)、「経験不問」(Sprout Curation、東京、2022)など。

 

神村恵(Megumi Kammimura)
振付家・ダンサー。2004年より自身の作品の振付・上演を開始し、国内外で公演を行う。津田道子とのユニット「乳歯」、高嶋晋一とのユニット「前後」など美術家との共同も多く、ダンスに収まらないパフォーマンス作品も発表している。近年の主な作品に、『彼女は30分前にはここにいた。#2』(2020年、国際芸術センター青森)、『新しい稽古』(2023年、BankART KAIKO)など。2022年、スタジオ「ユングラ」の運営を開始し、同時に複数のアーティストと共に「プロジェクト・ユングラ」を始動。2021年度より、セゾンフェローⅡ。