『ラボ20#25』キュレーター|”Lab20#25″ Curator

『ラボ20』は、コンテンポラリーダンスにおける作家の発掘・育成を目標としたダンスのショーケース企画です。
25回目のキュレーターを神村恵がつとめます。

横浜にある劇場「STスポット」にて長年続いているこの企画は、作品発表だけが目的ではありません。創作プロセスを大切に、身体に向き合い、対話と試行を重ねながら作品をじっくりと育てることを目指します。オーディション時点では作品の完成度は求めません。それぞれの身体を通した意欲ある試みとの出会いを心待ちにしています。

【『ラボ20』とは】
第一線で活躍するアーティストをキュレーターに迎え、参加アーティストを公募により募集します。キュレーターは、参加アーティストの選定から創作プロセスに伴走し、作品を深めていくためのサポートを行います。参加者は、それぞれの問いや課題に向き合いながら、対話と試行を重ねて表現を探求し、最終発表公演にて約20分間の作品を上演します。
1997年より始まり、途中休止期間を挟みながら、今回で25回目の開催となります。

【実施スケジュール】
[募集]2026年5月30日(土)~7月14日(火)
[オーディション(非公開)]2026年7月30日(木)~8月1日(土)
[中間発表]2026年12月12日(土)
[最終発表]2027年2月26日(金)~2月28日(日)

【キュレーターコメント】
あらかじめ準備され、事後に書き記され、今後も書き直される可能性のあることを、あくまで「今」として差し出すこと。それがダンスでありパフォーマンスです。
たとえば私は、明朝体でこのテキストを打ち始めたものの、今、丸ゴシック体に変更しました。これが今、どう表示されているかわからないけれど、書いている今の気分に従って。今、と私は書きましたが、本当にそんな瞬間があったのか、これからあるとすればいつのことなのか。私やあなたがテキストのなかを往復するたび、「今」は新たに出現します。
『ラボ20』は、今年確かに行われます。フォントにたとえるなら何だろうか。どのような字体であれ、きっと太字ではあるだろうと思う。ボールド。図太くて、果敢で、大胆な。日々新たに知るべきことに取り囲まれているなかで、小さくとも図太く、何かを指し示すことは難しい。けれど、『ラボ20』はそういうことをする場だと私は思っています。果敢な「今」の捏造に、皆さんと共に取り組みたいと思っています。
神村恵

【クレジット】
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))独立行政法人日本芸術文化振興会
企画制作:STスポット
主催:特定非営利活動法人STスポット横浜

企画詳細:https://stspot.jp/news/3011.php